道路やタクシープールを歩行者天国にする社会実験が始まった南海電鉄難波駅前=23日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)大阪市の繁華街・ミナミの玄関口である南海電鉄難波駅前で23日、道路やタクシープールを歩行者天国にする10日間の社会実験が始まった。大阪市などは利便性や交通渋滞への影響を調べ、2025年大阪・関西万博までに歩行者中心の「憩いの場」へと再編し、都市の魅力向上を図る方針だ。
道路やタクシープールを歩行者天国にする社会実験が始まった南海電鉄難波駅前。交通規制が行われていた=23日午前、大阪市中央区(須谷友郁撮影)実験の対象は、駅北側の縦約40メートル、横約100メートルのエリア。初日は勤労感謝の日で祝日だったこともあり、にぎわいを見せた。車両の進入を禁止した広場に椅子やテーブルが設置され、子ども連れの家族らが、食事をしたりコーヒーを飲んだりしていた。
夫と2人で訪れた神戸市の会社員渡辺照美さん(51)は「歩行者天国だと、がらっと印象が変わる。休憩や待ち合わせにも使えるので、良いと思う」と笑顔で話した。
南海電鉄難波駅前を歩行者天国にする社会実験が行われ、設置された椅子に座る人たち=23日午後、大阪市道路やタクシープールを歩行者天国にする社会実験が始まった南海電鉄難波駅前を歩く人たち=23日午後、大阪市社会実験が始まった南海電鉄難波駅周辺に設置された、車両の通行止めを知らせる看板=23日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)社会実験が始まった南海電鉄難波駅前を歩く人ら=23日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)道路やタクシープールを歩行者天国にする社会実験が始まった南海電鉄難波駅前=23日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)社会実験が始まった南海電鉄難波駅周辺に設置された看板=23日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)道路やタクシープールを歩行者天国にする社会実験が始まった南海電鉄難波駅前=23日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)道路やタクシープールを歩行者天国にする社会実験が始まった南海電鉄難波駅前=23日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)