米の車暴走、直前にDV騒動 殺人容疑で男取り調べ

21日、米中西部ウィスコンシン州ウォーケシャで、クリスマスパレードの参加者の前を通り過ぎる赤いSUV(ウォーケシャ市提供、ロイター=共同)
21日、米中西部ウィスコンシン州ウォーケシャで、クリスマスパレードの参加者の前を通り過ぎる赤いSUV(ウォーケシャ市提供、ロイター=共同)

米中西部ウィスコンシン州ウォーケシャで21日、クリスマスのパレードに車が突っ込んだ事件で、地元警察幹部が22日記者会見し、第1級殺人の疑いで、重要参考人として拘束していたダレル・ブルックス容疑者(39)を取り調べていることを明らかにした。直前にドメスティックバイオレンス(DV)騒動を起こし、逃走していたという。

事件の死者は52~81歳の男女5人、負傷者は子どもを含む48人で、うち数人が重体。共犯者はなく、パレード参加者に容疑者の知人がいたとの情報もない。AP通信によると、事件前に別の複数の容疑で訴追されたが、千ドル(約11万5千円)の保証金で最近保釈されていた。

米メディアによると、ブルックス容疑者は21日午後、刃物を使ったDV騒動を起こし、警官が駆け付ける前にスポーツタイプ多目的車(SUV)で逃走した。そのままパレードに突っ込み、参加者らを次々にひいたとみられている。

記者会見した地元の小児科病院によると、事件で負傷した3~16歳の子ども18人を受け入れ、うち6人が重体だという。(共同)