米、ロシア関連企業に制裁 欧州パイプライン計画に関与

米国務省は22日、ロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム2」計画に関与したとして、ロシア関連企業1社と同社の船舶を制裁対象に追加したと発表した。

9月に完成したノルドストリーム2が稼働してロシアへのエネルギー依存が高まれば、欧州の安全保障が脅かされるとの懸念が出ている。ブリンケン米国務長官は「バイデン政権はドイツや他の同盟国と協力してロシアの有害な活動に対抗する」との声明を発表した。

米政権はドイツとの関係を重視してパイプライン建設を事実上容認したものの、8月には計画に関与したロシアの船舶会社や建設会社などを制裁対象に加え、厳しい姿勢を維持している。(共同)