米の車暴走、39歳男を訴追へ 「テロ証拠なし」

21日、クリスマスパレードの列に乗用車が突っ込んだ現場を調べる警察官ら=米ウィスコンシン州ウォーケシャ(ゲッティ=共同)
21日、クリスマスパレードの列に乗用車が突っ込んだ現場を調べる警察官ら=米ウィスコンシン州ウォーケシャ(ゲッティ=共同)

【ニューヨーク=平田雄介】米中西部ウィスコンシン州ウォーケシャ市で21日、クリスマスパレードの列に車が突っ込み、5人が死亡した事件で、市警は22日、重要参考人として身柄を確保した男を殺人などの罪で訴追する方針だと発表した。男はパレード警備員の警告を無視して暴走していた。市警は男に殺意があったとみる一方、事件がテロであったことを示す証拠はないとしている。

米メディアによると、男は近郊のミルウォーキー市に住むデレル・ブルックス容疑者(39)。暴走で52~79歳の女性4人と81歳の男性が死亡。子供18人を含む48人がけがをした。負傷者の中には危篤状態の人もいるという。

同容疑者は今月5日、トラブルになった女性を故意に車ではねるなどした事件で訴追され、19日に保釈金1000ドル(約11万円)を払い、釈放されたばかり。検察は22日、保釈金が「不適切に少なかった」として内部検証を始めた。