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新体操・皆川夏穂が引退 「悔いなくやりきれた」

新体操世界選手権最終日、エキシビションで演技を披露する皆川夏穂=10月31日、北九州市の西日本総合展示場
新体操世界選手権最終日、エキシビションで演技を披露する皆川夏穂=10月31日、北九州市の西日本総合展示場

新体操個人で2016年リオデジャネイロ五輪代表の皆川夏穂(24)=イオン=が23日、千葉市で引退会見を開き「悔いなくやりきれた。本当に幸せな新体操人生だった」と感慨深げに話した。

17年世界選手権の種目別フープで3位となり、個人の日本勢で42年ぶりのメダルを獲得したが、右脚痛に苦しんで東京五輪代表を逃した。「長年抱えていたけががたくさんあった。(24年パリ五輪までの)3年間、やり続けるのは厳しいと感じた」と、引退を決断した理由を説明した。

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強国ロシアに8年間留学し、世界で長年戦ってきた経験を生かして指導者の道へ進む。「選手の時と同様に、常に挑戦者の気持ちを忘れずに目標に向かっていきたい。個人で日本が金メダルを目指せるような国になれたらいい」と後進の育成を誓った。

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