3歳長男を浴槽に沈め殺害、容疑で母を逮捕 京都府警

京都府警本部=京都市
京都府警本部=京都市


京都府木津川市で平成29年11月、自宅の浴槽に長男=当時(3)=を沈めて殺害したとして、京都府警は22日、殺人容疑で、同府宇治田原町の無職、久木山佳代容疑者(37)を逮捕した。容疑を認めている。府警が経緯や動機を調べている。

逮捕容疑は29年11月24日午後6時~6時半ごろ、当時住んでいた木津川市山城町の集合住宅の一室で、長男の永時(ながとき)ちゃんを湯を張った浴槽に沈めて殺害したとしている。

府警によると、同日午後6時半、「子供が溺れた」と久木山容疑者が119番。救急隊が約10分後に駆け付けると、久木山容疑者は浴室で、服を着たままで心肺停止状態の永時ちゃんに対し、心臓マッサージをしていた。搬送先の病院で死亡が確認され、司法解剖で死因は溺死と推定された。外傷は認められなかった。

当時、久木山容疑者は「浴槽の湯がたまる頃に蛇口を止めにいくと、子供が浴槽内に浮かんでいたため、引き上げて119番した」と府警に説明。府警はその後も事件と事故の両面で捜査を続け、現場の状況などから久木山容疑者の犯行と断定した。

永時ちゃんは一般的な3歳児と同程度の身長や体重だった。児童相談所への通告など、過去に虐待がうかがわれる状況もなかったという。