女子野球でまちおこし 和歌山・田辺「タウン」認定

田辺スポーツパークで開催された全国大学女子硬式野球選手権大会=9月(南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会提供)
田辺スポーツパークで開催された全国大学女子硬式野球選手権大会=9月(南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会提供)

和歌山県田辺市が、全日本女子野球連盟から女子野球によるまちおこしに取り組む「女子野球タウン」に認定された。期間は5年で、市が策定したプランを連盟が応援する。市教委の担当者は「具体的にはまだ決まっていないが、熊野古道や梅など地域資源のPRを選手にサポートしてもらいたい」と話している。

兵庫県淡路市とともに認定された。女子野球タウンはすでに松山市や滋賀県東近江市なども認定されており、10自治体になった。

田辺市は昨年に続き今年9月に、全国大学女子硬式野球選手権大会が田辺スポーツパークで開催されたことが評価された。大会は例年愛知県で開催されていたが、昨年から田辺市と和歌山県上富田町が会場になっている。今年は8大学が参加し、経済波及効果も大きかったという。このほか、田辺スポーツパークでは大学や高校の合宿も行われている。

女子野球は近年、注目を集めているスポーツ。連盟は「自治体と今後タッグを組み、女子野球の『輪』を日本中に広げていく」としている。

市教委スポーツ振興課の担当者は、例えば熊野古道を女子野球選手に歩いてもらうなどのPR方法を考えているといい、女子野球によるまちおこしが「女子野球と田辺の知名度が上がり、ウィン・ウィン(双方がうまくいくこと)になる」と期待している。