IOCと彭帥さんがテレビ電話も疑念晴れず WTAが見解

北京で開かれたイベントに姿を見せた彭帥さん(中央)(ロイター=共同)
北京で開かれたイベントに姿を見せた彭帥さん(中央)(ロイター=共同)

中国の元副首相に性的関係を強要されたと訴えた同国の女子テニス選手、彭帥さんの安否が懸念される問題で、女子ツアーを統括するWTAは、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が同選手と行ったというテレビ電話でも疑念は晴れないとの見解を示した。ロイター通信が22日、報じた。

電子メールで取材に応じた広報担当はIOCとの通話に「当初私たちが懸念を持つに至った問題である、彼女の性的暴行の訴えに対する完全で公正かつ透明性のある調査を圧力のない形で求めることに変わりはない」と指摘し、疑惑は払拭されていないとの姿勢を明確にした。

国際社会で高まる批判の声に、中国側から青少年の大会に来賓として出席した様子なども公開されているが「彭帥さんの姿を見られたことは良かった」としつつ「WTAの懸念に対応し、和らげるものではない」と断じた。(共同)