天台座主の森川氏死去

森川宏映氏
森川宏映氏

天台宗最高位の第257世天台座主の森川宏映(もりかわ・こうえい)氏が22日、老衰のため大津市の自坊「真蔵院」で死去した。96歳。愛知県出身。葬儀は密葬が延暦寺葬として26日正午から大津市坂本4の6の1、滋賀院門跡で。葬儀委員長・喪主は水尾寂芳(みずお・じゃくほう)延暦寺執行。本葬は天台宗葬として執り行うが、日時は未定。葬儀委員長・喪主は阿部昌宏(あべ・しょうこう)天台宗宗務総長。

昭和11年に得度受戒。延暦寺副執行や比叡山中学・高校長、毘沙門堂(京都市山科区)門主などを歴任。平成27年12月に半田孝淳前座主が死去したのに伴い、開祖・最澄以来の伝統を受け継ぐ延暦寺の住職である天台座主に就任した。

比叡山の山林保護を志し、京都大農学部を卒業。延暦寺では営繕(管理)部門が長く、山林管理に力を入れた。