犬神家「逆さ足」が出現、SNSで話題沸騰 埼玉・所沢

映画「犬神家の一族」の名場面を再現した「逆さ足」のオブジェ=22日午後、埼玉県所沢市(中村智隆撮影)
映画「犬神家の一族」の名場面を再現した「逆さ足」のオブジェ=22日午後、埼玉県所沢市(中村智隆撮影)

住宅街の一角、水面から突き出す2本の脚―。遺体が逆さまの状態で見つかる映画「犬神家の一族」の名シーンを再現したオブジェが、埼玉県所沢市の人工池に登場した。あまりに衝撃的な光景が話題を呼び、会員制交流サイト(SNS)上で写真スポットとして注目を集めている。

オブジェは、出版大手のKADOKAWAが運営する大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」内にある。

昭和51年公開の「犬神家の一族」は角川映画の第1作として知られ、横溝正史の原作を市川崑監督が映画化した。「逆さ足」と呼ばれる名場面をモチーフにしたオブジェは、サクラタウンなどで開催中の角川映画45周年記念企画「角川映画祭」に合わせて用意し、12月6日まで設置している。

オブジェは石膏(せっこう)で作られており、水面からの高さが約70~80センチ。実際に映画セットを手掛ける職人が制作したとあって、思わずギョッとしてしまうほどの完成度だ。

22日に訪れた東京都板橋区の20代の女性会社員は「サクラタウンに来たら、いきなり目に入ってきて驚いた。面白いのでSNSに投稿しようかな」。確かに、民家の屋根が並ぶ光景を背に2本の脚が池から突き出した光景はどこかシュールでもある。

映画祭の宣伝担当者によると、家族と一緒に訪れた人が「これは昔の映画の名シーンで…」と子供たちに解説する様子も見られるのだとか。映画祭で公開されている「犬神家の一族」の4Kデジタル修復版も必見だ。(中村智隆)