南米ベネズエラで地方選 4年ぶりに野党参加

【ニューヨーク=平田雄介】南米ベネズエラで21日地方選が実施され、2017年10月の知事選以来、マドゥロ反米左派政権の妨害に抗議するためボイコットしていた主な野党が4年ぶりに参加した。欧州連合(EU)も選挙監視団を派遣。ロイター通信は「ベネズエラ選挙管理委員会の公平性が試される」と伝えている。

州知事や市長、自治体の議員など3千を超えるポストに7万人以上が立候補した。長引く不況とハイパー・インフレーションによる物資不足の中、外国への移住を目指す人が後を絶たない。マドゥロ政権への支持率は2割にも満たないが、路線の違いなどで分裂した野党の勝算は低いとみられている。

野党有力指導者のグアイド前国会議長は、政権が主な野党の政党登録を認めず「自由で公正な選挙の条件は整っていない」として投票を呼びかけなかった。