藤井四冠、豊島JT杯覇者に敗れる

豊島将之JT杯覇者、藤井聡太四冠
豊島将之JT杯覇者、藤井聡太四冠

将棋の藤井聡太四冠(19)=棋聖・竜王・王位・叡王=は21日、千葉市美浜区の幕張メッセで指された第42回将棋日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)の決勝で、先手の豊島将之JT杯覇者(31)に95手で敗れ、JT杯初優勝はならなかった。豊島JT杯覇者は2連覇、3度目の優勝。一般棋戦の優勝は4回となった。

終局後、豊島JT杯覇者は「読み抜けがなければいけそうと思った。これからまたタイトル戦で頑張りたい」、藤井四冠は「手段が難しかった」とそれぞれ話した。

豊島JT杯覇者は藤井四冠に王位戦、叡王戦、竜王戦の3タイトル戦で敗れ、無冠となった。しかし、防衛が懸かるJT杯では意地を見せて勝利し、藤井四冠との連敗を7で止めた。両者の通算成績は藤井四冠の13勝10敗となった。

藤井四冠は来年1月に開幕する第71期王将戦七番勝負で渡辺明王将(37)=名人・棋王=への挑戦を決めており、最年少5冠に挑む。

JT杯は、JT杯覇者(前回優勝者)とタイトルホルダー、前年の賞金ランキング上位12人によるトーナメントで行われる。