オリックス宮城、無念の黒星 六回1死まではパーフェクト

【オリックスーヤクルト】オリックス先発の宮城は八回途中1失点と好投したが、黒星となった=11月21日、京セラドーム大阪(今野顕撮影)
【オリックスーヤクルト】オリックス先発の宮城は八回途中1失点と好投したが、黒星となった=11月21日、京セラドーム大阪(今野顕撮影)

オリックス先発の宮城は快投報われず、八回途中1失点で敗戦投手になった。21日に京セラドーム大阪で行われた日本シリーズ第2戦。八回2死一、二塁から、青木に痛恨の中前適時打を浴びて112球で降板。「粘り切れずに打たれてしまった」と無念の表情だった。

クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは自身が先発する前の試合で勝ち抜けが決まったため、真剣勝負は10月21日の西武戦以来1カ月ぶり。そのブランクも、シリーズという大舞台のプレッシャーも感じさせなかった。

バランスを考えて取り入れたセットポジションから「いい感じで投げられていた」。緩急がさえ、打たせてとる投球で六回1死まで走者を1人も出さなかった。高卒2年目の今季、13勝を挙げて左のエースに成長。第2戦の先発を任された信頼には十分に応えたといえる内容だった。

ただ、味方の援護がないという不運もあり、結果は黒星。中嶋監督は「いい投球だった。先に点を取っていれば、宮城は楽に投げられて違う展開だった」と打線に苦言を呈した。

20歳の左腕は「修正する部分はたくさんある。この経験は絶対に生きてくる」と前を向いた。次に投げる機会があれば、また成長した背番号13の姿が見られるはずだ。(鮫島敬三)