中国の五輪適格性に疑問 彭さん安否懸念で米有力紙社説

安否が懸念される彭帥さん(AP)
安否が懸念される彭帥さん(AP)

米有力紙ニューヨーク・タイムズは20日付の社説で、中国の著名テニス選手、彭帥さんが張高麗元副首相から性的暴行を受けたと告白し、安否が懸念されている問題を巡り、中国が隠蔽に躍起だと批判、北京冬季五輪開催国としての適格性に疑問を呈した。

「彭帥はどこ?」と題した社説は、彭さんの告白への中国の対応について、「否定し、うそをつき、しらを切ってやり過ごそうとするが、どれもうまくいかないと全力で反撃してくる」と批判した。

彭さんは無名の活動家でなく世界的な運動選手で、国際的に問題視されていることは、国内での批判を許さない「中国共産党への重大な挑戦となっている」と指摘した。

女子テニス協会(WTA)が真相調査を強く求めたことを称賛する一方、中国政府に理解を示した国際オリンピック委員会(IOC)の対応は「哀れ」で、「どうして抑圧に目をつぶっていられるのか」と非難した。(共同)

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