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コミック『神食の料理人①』

料理人と食材との戦いを描いたバトル漫画だ。舞台は架空の日本。不思議な力を持ち、美味でもある巨大生物「神食(かじき)」が棲(す)む。

主人公は見習い料理人の十八(とおや)。ある日、幼なじみのイザがサメ型の神食に襲われ片腕を失う。腕を戻すには、神食の肉をイザに食べさせる必要があるという。イザのため、十八はタコ型などの神食に戦いを挑む。

ドラマ化もされた『ホクサイと飯さえあれば』の著者の新作。浮世絵を思わせる魚の絵が動き回るかのような迫力があり、作品世界に思わず引き込まれる。巨大な金目鯛(きんめだい)の茶漬けなど登場する料理もおいしそう。(鈴木小波(さなみ)著、集英社・506円)