天安門観光、予約制に 五輪控えコロナ対策強化

国慶節を迎え、北京の天安門広場で記念撮影する人たち=2018年(共同)
国慶節を迎え、北京の天安門広場で記念撮影する人たち=2018年(共同)

中国の北京市政府は21日までに、市中心部にある天安門広場への観光客の入場を12月15日から予約制にすると発表した。新型コロナウイルスの防疫対策のためとしており、来年2月の北京冬季五輪を控え、警戒態勢を強化するとみられる。終了時期は示していない。

天安門広場は、故宮(旧紫禁城)の城門である天安門の南に位置し、総面積44万平方メートル。市政府の通知は「広場は国事などを行う重要な場所であり、世界に中国のイメージを発信する窓口だ」と強調した。五輪への抗議活動や、テロを警戒する狙いもありそうだ。

予約はオンラインで、主にスマートフォンのアプリを通じて行う。時間帯は、中国人観光客に人気がある早朝の国旗掲揚式と、午前、午後、国旗降納の4段階に分かれ、人が一時に集中するのを極力避ける構えだ。

天安門広場に入場する際は現在、身分証(外国人はパスポート)を提示し、セキュリティーゲートを通る必要がある。