韓国・文大統領が討論番組に生出演 内政で謝罪も対日関係に言及なし

21日、KBSテレビの討論番組に生出演した韓国の文在寅大統領=ソウル(聯合=共同)
21日、KBSテレビの討論番組に生出演した韓国の文在寅大統領=ソウル(聯合=共同)

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、国民から質問を直接受けるKBSテレビの討論番組に生出演した。質疑は約100分間。任期が残り約半年となった中、求心力を高める狙いがある。これまでの任期を振り返り「不動産価格を安定させられず、庶民にマイホーム購入の機会を与えられなかったことが最も残念だ」とわびた。

新型コロナウイルス対策や国内の経済問題が主要な議題となり、悪化した対日関係への言及はなかった。

19日発表の「韓国ギャラップ」の世論調査では、文氏の支持率は34%。任期終盤としては比較的高いが、不動産高騰の解消失敗などで失望が大きい。文氏は番組で「住宅供給にもっと努力すればよかった」と失策を認めた。

新型コロナをめぐっては1日から防疫措置を緩和。17日の感染者が3292人で過去最多になった。文氏は重症者数などを見て緩和の進め方を判断すると述べた。(共同)