速報

速報

北朝鮮がまた飛翔体発射

M1チップで強化されたMacBookシリーズ いま買うべき1台と、知っておくべき3つのこと

MacBook Pro(14インチと16インチ、2021年モデル) 最高のパワーを求める人に

アップルは2021年モデルのMacBook Proで、16インチに加えて史上初となる14インチのモデルも用意している。まだ詳細のテストはできていないが、アップル独自チップを搭載した「最強のMacBook」を待っていた人にとっては“買い”のモデルだろう。

新モデルは画面サイズが14.2インチと16.2インチで、単純計算すると筐体より画面のほうが大きくなっている。これは画面上部にノッチ(出っ張り)があることが理由だ。このノッチの部分に、改良されて解像度が1,080pになったウェブカメラが配置されている。ただし、このノッチには顔認証機能「Face ID」のセンサーは搭載されておらず、認証は電源ボタンに組み込まれた指紋認証「Touch ID」のみ対応する。

メニューバーはノッチの両脇に配置されているが、画面のスペースを圧迫することはない。ディスプレイは12.9インチの「iPad Pro」と同じミニLEDの技術を採用している。これによりコントラストが格段に向上し、より深い黒と鮮やかな色を表示できるようになった。さらにリフレッシュレートを最大120Hzで可変させる「ProMotionテクノロジー」を採用したことで、よりスムーズな操作感を実現している。

ふたつの新しいMacBook Proの最大の特徴は、キーボード上部の細長いタッチ式ディスプレイ「Touch Bar」をなくし、代わりに物理的なファンクションキーを配置したことだろう。そしてついに入出力用のポートが増えている。いずれもHDMIポートに加えて、Thunderbolt 4規格に対応した3つのUSB-Cポート、SDカードスロット、そして高インピーダンスのヘッドフォンジャックを搭載した。MacBookがこれほど多くのポートを備えるのは、2015年以来のことになる。

サウンドシステムも充実しており、ポッドキャストの録音にも適したマイクに加えて、6つのスピーカーを備えた。さらに、マグネットで電源ケーブルをつなげる「MagSafe」に対応した充電ポートが復活している(USB-Cからの充電も可能だ)。これで電源ケーブルに足を引っかけて、MacBookを机から落としたりすることもないだろう。

14インチと16インチのMacBook Proは、ベースモデルは16GBのRAMと512GBのRAMを搭載している。いずれもプロセッサーとしてアップル独自開発のM1 ProまたはM1 Maxを搭載している。

MacBook Pro(M1チップ搭載、2020年モデル) バランスのとれた選択肢

M1チップを搭載した13インチ版のMacBook Proは、やや中途半端なポジションに位置している。M1搭載のMacBook Airと比べて処理速度が劇的に速いわけではないが、冷却用のファンを搭載しているので、プロセッサーのパワーを長時間にわたってより多く引き出せる。ビデオ編集などの高度な作業に高性能版のMacBook Proを購入する予算がなければ、この製品は悪くない選択肢になるだろう。

また、スピーカーとマイクが改良されたほか、13インチのディスプレイが少し明るくなり、バッテリーの駆動時間が長くなっている。さらにキーボードの上部にはTouch Barが搭載されており、現時点でTouch Barを搭載した唯一のMacBookとなる(これがメリットであると考えるならの話だ)。重量はMacBook Airと比べてわずかに重くなっているが、サイズ感とは合っており、十分にスリムに仕上がっている。

M1チップを搭載したMacBook Airと同様に、M1搭載のMacBook Proでもモバイルアプリを実行できる。Mac App Storeでアプリを検索すると、「iPhoneおよびiPad用アプリ」のタブが表示されるが、すべてのモバイルアプリを利用できるわけではない。これは開発者が選択する必要がある。

また、モバイルアプリはタッチパネルに最適化されているので、MacBookでは見た目も使い勝手もよくないかもしれない。だが、これらのモバイルアプリがMacBookにも最適化されていけば、iPhoneとMacを切り替えながらスムーズに作業できるようになる可能性もある。

もし動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」のような高度なアプリで作業する機会が多く、それでいて予算を最小限に抑えたいなら、このミドルクラスのMacBook Proをおすすめしたい。USBハブのようなアダプターを使えば、より多くの周辺機器を接続することもできる。

難点を挙げるとすれば、標準のRAM容量が8GBである点だろう。M1プロセッサーのメモリー管理は従来モデルよりはるかに優れているが、ビデオ編集に使うなら余裕をもって16GBを搭載したい。