首相が自衛隊殉職隊員追悼式に参列 18人に哀悼の意

自衛隊殉職隊員追悼式で、黙祷(もくとう)する参列者=20日午前10時9分、東京都新宿区の防衛省(代表撮影)
自衛隊殉職隊員追悼式で、黙祷(もくとう)する参列者=20日午前10時9分、東京都新宿区の防衛省(代表撮影)

防衛省は20日、令和3年度の自衛隊殉職隊員追悼式を同省で開き、事故などで亡くなった隊員ら18人に哀悼の意を示した。参列した岸田文雄首相は「このような不幸なことが再び起こることのないよう私たちは最善の努力を尽くす」と事故などの再発防止を徹底する考えを述べた。

追悼式は昭和32年から毎年行われており、今回は新型コロナウイルス感染防止のため、約100人に参列者を限定して行われた。

新たに陸上自衛隊員12柱など計18柱が慰霊碑に奉納され、御霊は計2019柱となった。アメリカ南部アラバマ州で今年2月、練習機で訓練中に墜落死した航空自衛隊員も奉納された。

遺族代表の女性はあいさつで「殉職隊員は最高に自慢の家族であり心から誇りに思う。自衛官が有事に備え、命の危険を顧みず、訓練や任務についていることを多くの国民にご理解いただきたい」との思いを述べた。

岸信夫防衛相は「亡くなられた隊員の遺志とともにわが国を守っていくことを防衛大臣としてお誓い申し上げる」と追悼の言葉を述べ、決意を新たにした。