教科書が教えない 拉致問題

(4)女工作員が主導 残された謎 被害者リストになかった曽我さん 一緒に襲われた母いまだ消息不明 編集長・中村将

帰国した拉致被害者の曽我ひとみさん=平成14年10月15日、羽田空港(斎藤浩一撮影)
帰国した拉致被害者の曽我ひとみさん=平成14年10月15日、羽田空港(斎藤浩一撮影)

平成14(2002)年9月17日夜、日朝首脳会談を終えた北朝鮮・平壌で、政府関係者のブリーフィング(状況説明)が始まった。

「『生存』しているのは蓮池薫さん、奥土(現・蓮池)祐木子さん、地村保志さん、浜本(現・地村)富貴恵さん、それにこちら(日本)から所在確認を依頼していない方1人…」

記者らは慌てふためいた。日本政府が認定する拉致被害者リストに入っていない人物が含まれていたからだ。その被害者が新潟県真野町(現・佐渡市)出身の曽我ひとみさん(62)だと確認するまでに2、3日はかかったと記憶している。

ランキング

  1. 【主張】外国人の住民投票 武蔵野市は国益損なうな

  2. 【政治月旦】曲がり角に来た自公連立 国民のため…自民の信念問う

  3. 【正論】日本による朝鮮半島統治の真実 拓殖大学顧問・渡辺利夫

  4. 【世界の論点】北京五輪の外交的ボイコット

  5. 【産経抄】12月6日

  6. 【主張】国勢調査 人口減に政治の責任重い

  7. 【主張】皇位の有識者会議 男系男子復帰の具体化を

  8. 【浪速風】変わりゆく七五三

  9. 【異論暴論】1月号 好評販売中 国家・国民を守れ 中国の脅威を直視せよ

  10. 【主張】愛子さまご成年 祝福と皇室の理解新たに