国内初ミイラ棺12点の立体展示 兵庫県立美術館で「古代エジプト展」

古代エジプト文明の神秘に圧巻の立体展示と科学の目で迫る 「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」(産経新聞社など主催)が神戸市中央区の兵庫県立美術館で11月20日に開幕した。欧州5大エジプトコレクションを誇るオランダ・ライデン国立古代博物館の約25,000点にのぼる所蔵品から厳選した、ミイラ12点を含む約250点が来日した。会期は令和4年の2月27日まで。

12点の棺を立てて並べた迫力ある立体展示や、CTスキャンによる分析で見つかったミイラ内部の土の人形の映像を世界初公開するなど最新科学によるアプローチもみどころの一つ。時代によって色や形にさまざまな表情をみせるミイラの棺の立体展示は国内では珍しく、棺の大きさや装飾を間近に見ることができる貴重な機会となっている。

棺が立てて展示され、圧倒的な存在感をみせる古代エジプト展の展示室=11月19日午後、神戸市中央区の兵庫県立美術館(永田直也撮影)
棺が立てて展示され、圧倒的な存在感をみせる古代エジプト展の展示室=11月19日午後、神戸市中央区の兵庫県立美術館(永田直也撮影)

本展では、ミイラや棺だけでなく、さまざまな石碑やパピルスを通して、古代エジプト人の暮らしや社会、死生観を紹介している。展示作品の一つ、「パディコンスの『死者の書』」は、神官パディコンスが墓の副葬品とした長大なパピルスの最初の一枚。パディコンスがイシス神とオシリス神らを讃えている様子が鮮明に描かれている。このほか、動物の頭をもつ神像など、謎に満ちた古代エジプトの神秘の世界へいざなう多彩な作品が多数出品されている。

パディコンスの『死者の書』 Image©Rijksmuseum van Oudheden(Leiden, the Netherlands)
パディコンスの『死者の書』 Image©Rijksmuseum van Oudheden(Leiden, the Netherlands)


ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展

会場 兵庫県立美術館(神戸市中央区)

アクセス 阪神岩屋駅徒歩8分、JR神戸線灘駅徒歩10分、阪急神戸線王子公園駅徒歩20分

会期 11月20日(土)~令和4年2月27日(日)。月曜休館(ただし、1月10日は開館し、翌11日休館)。12月31日(金)、1月1日(土)休館。

開館時間 午前10時~午後6時(入場は閉館の30分前まで)

入場料 前売り一般1600円、大学生1200円、当日券は各200円増し。高校生以下無料。70歳以上、障害者手帳などを所持の場合は会期中に館内で別途割引あり。

予約優先制 本展は予約優先制のため、チケット購入とは別に入場日時の予約が必要。空きがあれば当日入場も可能。詳しくは兵庫展公式サイトから。

主催/兵庫県立美術館、産経新聞社、読売テレビ、ライデン国立古代博物館

後援/外務省、オランダ王国大使館

協賛/DNP大日本印刷、公益財団法人伊藤文化財団、一般財団法人みなと銀行文化振興財団

特別協力/公益財団法人日本教育公務員弘済会 兵庫支部

協力/ヤマト運輸


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