千葉・房総から世界をのぞいて いちはらアート×ミックス開幕

旧平三小学校で展示されているマリア・ネポムセノ氏の作品「知るは海」=19日、市原市(長橋和之撮影)
旧平三小学校で展示されているマリア・ネポムセノ氏の作品「知るは海」=19日、市原市(長橋和之撮影)

千葉県市原市内の駅舎や閉校した小学校などを舞台に、世界各国のアーティストの作品を展示する芸術祭「いちはらアート×ミックス2020+」が19日開幕した。平成26年に始まり、3年に1度開かれるトリエンナーレ方式で実施。3回目となる昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっていた。

アート×ミックスは、市の歴史・文化・自然・食・スポーツなど、地域の持つさまざまな資源を現代アートと融合し、地域の特色を再発見する新しい形のイベント。「房総の里山から世界を覗く」をテーマに、市内9エリアに会場を設けて作品を展示。会場は、小湊鉄道の駅舎や閉校になった小学校、現在も営業している店舗などさまざまで、70組のアーティストによる89作品が展示される。

台風や豪雨による被害、コロナ禍を乗り越えての開催に、実行委員会長を務める小出譲治市長は「感無量。コロナ禍で下を向きつつある人々に、日常の中にある非日常のアートや、市原の里山や紅葉などの自然を楽しんでほしい」と話した。

同イベントは来月26日まで。月・火曜は休場(23日は開催)。鑑賞時間は午前10時~午後4時まで(一部を除く)。

イベントの詳細は、アート×ミックスの特設サイトで公開されている。鑑賞パスポートは大人3千円、大学・高校生1500円、小中学生500円。