NY原油大幅反落76ドル台 コロナ再拡大で需要減懸念

19日のニューヨーク原油先物相場は大幅反落し、指標の米国産標準油種(WTI)の12月渡しが、前日比2・91ドル安の1バレル=76・10ドルで取引を終えた。10月上旬以来、約1カ月半ぶりの安値水準となった。

欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大し規制を強化する動きが相次いでいることから、エネルギー需要が減少するとの懸念が高まり、売り注文が膨らんだ。米国などが石油備蓄を放出するとの観測も売りを誘った。(共同)

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