関東唯一の捕鯨基地でツチクジラ水揚げ

和田漁港に水揚げされたツチクジラ=20日、千葉県南房総市(小野晋史撮影)
和田漁港に水揚げされたツチクジラ=20日、千葉県南房総市(小野晋史撮影)

関東唯一の捕鯨基地として知られる千葉県南房総市の和田漁港で20日、今季9頭目となるツチクジラが水揚げされた。捕鯨会社「外房捕鯨」(同市)の捕鯨船「第51純友丸」が19日に銚子沖で捕獲したオスのツチクジラで、全長10・45メートル。食用に販売するため、その場で解体された。

南房総地域での捕鯨は約400年の歴史と伝統を有する。今季は悪天候などで捕獲頭数が伸び悩み、同港での水揚げは8月以来となる。

太平洋に面した解体作業場にはようやく活気が戻り、同社の庄司義則社長は「この時期はもともと波が高く、少ないチャンスをものにできた」と安堵の表情を浮かべた。