囲碁の井山四冠、王座獲得へあと1勝

囲碁の第69期王座戦五番勝負の第3局で、井山裕太四冠は芝野虎丸王座を破り、対戦成績を2勝1敗とした
囲碁の第69期王座戦五番勝負の第3局で、井山裕太四冠は芝野虎丸王座を破り、対戦成績を2勝1敗とした

囲碁の第69期王座戦五番勝負の第3局が19日、新潟県南魚沼市で行われ、挑戦者の井山裕太四冠(32)=棋聖・名人・本因坊・碁聖=が183手までで、芝野虎丸王座(22)に黒番中押し勝ちし、対戦成績2勝1敗で3期ぶりの王座獲得にあと1勝とした。第4局は12月3日に神奈川県秦野市で打たれる。

今期の五番勝負は第1局(10月29日)を井山四冠が黒番中押し勝ち、第2局(11月12日)を芝野王座が黒番中押し勝ちしており、ここまですべて黒(先手)番の勝利となった。

王座戦は平成27年の第63期から井山四冠が4連覇した。連続5期の「名誉称号」獲得を阻んだのが第67期(令和元年)の芝野王座で、昨年は許家元八段(現十段)を破り防衛に成功している。

今年の七大タイトルで井山四冠は棋聖、本因坊を防衛、碁聖を奪取したあと今月5日には名人を防衛している。一方の芝野王座は十段を失冠したあと、井山に挑んだ本因坊戦も敗退した。2人ともこの王座戦が今年最後のタイトル戦だ。