グーグル、独でもコンテンツ使用料支払いに合意

米グーグルのニューヨークオフィスに掲げられたロゴ(共同)
米グーグルのニューヨークオフィスに掲げられたロゴ(共同)

米IT大手グーグルは18日、ドイツの複数の主要メディアとインターネット上のコンテンツ使用料支払いに関する取り決めに合意したと発表した。ドイツでの関連法制定後、国内メディアとの合意は初めて。欧州メディアが報じた。

合意に加わったのはツァイトやハンデルスブラットなどの新聞社やシュピーゲルなどの雑誌社。合意の詳細は明らかになっていない。欧州連合(EU)は2019年発効の指令でネット上のコンテンツに対する著作隣接権を新たに定め、ドイツは関連法を整備した。

グーグルは18日の声明で今回の合意について「画期的な出来事だ」と述べた。

グーグルは17日にも、自社サービスで使う記事や画像などの対価支払いに関する合意をフランスの主要通信社、フランス通信(AFP)と結んだ。(共同)

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