中国広東省広州市で19日、自動車展示会「広州国際モーターショー」が開幕した。二酸化炭素(CO2)を出さない電気自動車(EV)へ移行する流れが世界的に強まる中、各国のメーカーが最新モデルを披露。日本勢も世界最大の自動車市場でアピールした。
ホンダは地元合弁の2社が中国初となるホンダブランドのEV「eNS1」と「eNP1」を展示。中国での商品ラインアップ拡充を印象づけた。トヨタ自動車も合弁のブースで、新発売するハイブリッド車(HV)のスポーツタイプ多目的車(SUV)「ハリアー」を公開した。
日産自動車の合弁も中国で初めてエンジンで発電してモーターだけで走行する独自のハイブリッド技術「e―POWER(イーパワー)」を搭載した「シルフィ」を発表した。(共同)