SL銀河、23年春運行終了 JR釜石線の復興シンボル

観光列車「SL銀河」=岩手県遠野市
観光列車「SL銀河」=岩手県遠野市

JR東日本盛岡支社は19日、蒸気機関車(SL)がけん引する観光列車「SL銀河」の運行を2023年春に終えると発表した。14年4月から釜石線花巻―釜石を走行、東日本大震災からの復興の象徴として親しまれてきたが、客車の老朽化で部品の調達が困難になった。

1972年に廃車となったSL・C58形を、復興支援を掲げるJR東が約4億円かけて復元。客車内部は童話「銀河鉄道の夜」をテーマに、宮沢賢治が生きた大正・昭和の時代観を表現した。夜間の特別運行や光学式プラネタリウムを積んだ車両での天体観測が人気を集めた。

同支社によると、約5万7千人が利用した。

久保公人支社長は「地元一体で盛り上げてきた。釜石線の新たな活性化策も考える」と話した。