中国海軍測量艦が領海侵入 政府が懸念伝達

防衛省外観(納冨康撮影)
防衛省外観(納冨康撮影)

防衛省は19日、中国海軍の測量艦1隻が鹿児島県の屋久島と口永良部島付近の海域で17日夜に領海侵入したと発表した。侵入していた間の詳しい行動は明らかにしていない。日本政府は、外交ルートを通じて中国政府に懸念を伝達した。

同省が中国海軍艦艇の領海侵入を確認して公表したのは、平成29年7月以来で4度目となる。武器使用が可能になる自衛隊法に基づく海上警備行動は発令されなかった。

日本周辺では中国とロシアの爆撃機それぞれ2機ずつが19日、日本海や東シナ海で長距離飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。

18日以降、中国とロシアの駆逐艦など計3隻が対馬海峡経由で、東シナ海に入ったのも確認した。同省は、中国がロシアとも連携し活動を活発化させているとみて警戒を強めている。