霧島神宮、国宝指定へ ニッカ蒸溜所は重文に

国宝指定が答申された霧島神宮本殿=18日、鹿児島県霧島市
国宝指定が答申された霧島神宮本殿=18日、鹿児島県霧島市

文化審議会は19日、色鮮やかな装飾が特徴の霧島神宮(鹿児島県霧島市)の本殿・幣殿・拝殿を国宝に、ニッカウヰスキー余市蒸溜所施設(北海道余市町)など10件を重要文化財に指定するよう末松信介文部科学相に答申した。今冬にも答申通り告示され、建造物の重要文化財は2540件(うち国宝229件)となる。

霧島神宮は過去に霧島山の噴火や火災などの被害を繰り返し受けたと伝えられ、現在の社殿は1715年に復興された。柱に施された龍の彫刻や絵画による豪華な装飾を文化審は「近世に発達した建築装飾意匠の集大成の一つ」と評価した。

余市蒸溜所は、NHKの連続テレビ小説「マッサン」で知られる竹鶴政孝が創業した国内最初期のウイスキー製造施設。加工から貯蔵までの一連の施設が残る。