古代エジプト展 圧巻の立体展示とミイラ 20日開幕

20日の開幕を前に内覧会が行われた古代エジプト展=19日午後、神戸市中央区の兵庫県立美術館(永田直也撮影)
20日の開幕を前に内覧会が行われた古代エジプト展=19日午後、神戸市中央区の兵庫県立美術館(永田直也撮影)

古代文明の神秘に圧巻の展示と科学の目で迫る「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」(産経新聞社など主催)が20日から始まるのを前に、会場の神戸市中央区の兵庫県立美術館で19日、内覧会が行われた。

古代エジプトコレクションではフランス・パリのルーブル美術館などと肩を並べる、オランダのライデン国立古代博物館の2万5千点にのぼる収蔵品の中から、ミイラとその棺をはじめ、死者の書やさまざまな神像、石碑など厳選された約250点を展示する。

調査によって明らかになったミイラの制作過程が示され、CTスキャンを使ってミイラを解析した成果なども公開。時代によって色や形にさまざまな表情をみせるミイラの棺を立てて並べ、迫力ある立体展示を実現し、多くの遺物によって、古代エジプトの人びとの暮らしや社会、死生観などを紹介している。

展覧会を監修した中部大学・中野智章教授は「12体の棺の立体展示など日本で初めての試みを盛り込み、これまでのエジプト展とは一線を画すものになっている。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話した。

「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」は来年2月27日まで。