大谷MVP「戴冠式が完了」 米メディアも熱く速報

マリナーズ戦で先頭打者本塁打を放ち、三塁コーチとタッチを交わすエンゼルスの大谷翔平選手(共同)
マリナーズ戦で先頭打者本塁打を放ち、三塁コーチとタッチを交わすエンゼルスの大谷翔平選手(共同)

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(27)のア・リーグ最優秀選手(MVP)初選出を18日、米メディアも一斉に伝えた。

エンゼルスの本拠地があるカリフォルニア州アナハイムの地元紙オレンジ・カウンティ・レジスター(電子版)は発表直後に、ア・リーグでは「2014年のマイク・トラウト以来となる満票での選出」との見出しで速報した。トラウトは大谷と同じエンゼルス所属の外野手で、2人のスター選手を抱える地元紙の愛着をにじませた。

記事は、シーズンを通じて投打に好成績を残した大谷の活躍を「野球の神様」と呼ばれたベーブ・ルースが二刀流に挑んだ1919年以来「最も成功した二刀流だ」と紹介。次点のブルージェイズ、ウラジーミル・ゲレロ選手が「打撃と一塁手をしただけだったのに対し、大谷は(打撃に加えて)投手も務めた」と満票での選出理由を解説した。

同州の大手紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は「戴冠式が完了した」という書き出しで、大谷が球界最高峰の地位に上り詰めたことを表現。「二刀流スターの比類なき活躍はオールスターでも全米に中継された。エンゼルスが(ペナントレースで)失速した後でさえ、大谷を取り巻くファンの熱気が冷めることはなかった」と伝えた。

地元球団びいきが日本の比ではなく強い米メディアで、普段はエンゼルスの動向を伝えることのないニューヨーク・タイムズ(電子版)も、スポーツニュースのトップで「球界の最も熱心な支持者である野球記者が満票で選んだ」と意義を強調した。大谷のユニフォームを着て球場で結婚の記念写真を撮影し、今季だけでエンゼルスの136試合を観戦したという日本人夫婦のエピソードを紹介して人気ぶりを伝えた。(ニューヨーク 平田雄介)

>【産経新聞PDF号外】大谷MVP 満票

>大谷が満票でア・リーグMVP受賞 日本選手でイチロー以来2人目

>大谷翔平「二刀流」成功の背景 肉体とフォームの改造を分析

>二刀流「まだまだ頑張りたい」 大谷の言葉で振り返る歴史的1年

>MVP受賞「支えてくれた人に感謝」 大谷の一問一答

>「野球の神様」ベーブ・ルースに匹敵 大谷、来季は上回る可能性

>経済効果は250億円、大谷MVPで「空前の効果」

>大谷MVP「戴冠式が完了」 米メディアも熱く速報