バルミューダが社外取締役処分 インサイダー取引の恐れ

家電メーカーのバルミューダは、同社株でのインサイダー取引の恐れが発覚したとして、社外取締役に対し役員報酬の全額返上などの処分を決めたと発表した。関係者によると、社外取締役は眼鏡チェーン、ジンズホールディングスの田中仁最高経営責任者(CEO)。

発表などによると、田中氏は5月13日、バルミューダが業績予想の上方修正を公表する約3時間前に同社株を購入した。14日から20日までの売買を認めた社内規定に違反していた。田中氏は誤って取引したもので、悪意はなかったと説明しているという。

田中氏には5月から10月までの報酬全額を返上させ、11月から5カ月間は全額をカットする。処分の検討が遅れたことなどを問題視し、寺尾玄社長の月額基本報酬10%を11月から3カ月間減額するなど、他の役員の処分も公表した。

東京証券取引所や証券取引等監視委員会には5月14日に報告した。