操作ミスで動転、さらに2回誤操作か 大阪の3人死傷事故

スーパーの入り口の角に車が衝突した現場
スーパーの入り口の角に車が衝突した現場

大阪府大阪狭山市のスーパー「コノミヤ狭山店」の壁に乗用車が突っ込んで3人が死傷した事故で、車を運転していた無職の横山孝容疑者(89)=自動車運転処罰法違反容疑で逮捕=が、3回にわたりペダルの操作ミスをしていた疑いがあることが18日、大阪府警黒山署への取材で分かった。府警は、横山容疑者が最初の操作ミスで動転し、その後もミスを繰り返したとみて詳しい事故の状況を調べている。

黒山署や目撃者の証言によると、車は急発進でスーパーの敷地内に進入した後、勢いよくバックして後方にあった街灯に衝突。その後再び前進し、スーパーの壁にぶつかったという。同署によると、横山容疑者は「(車の最初の急発進に)驚いて急にバックしたが、焦ってまた発進してしまった」と説明。最初の誤操作の後に動転し、さらに誤操作を2度繰り返したとみられる。

また、横山容疑者がサイドブレーキをかけずに停車していた疑いがあることも判明。当時、横山容疑者はスーパーに行く妻を車で送り、近くの路上で停車中だった。妻が買い物から戻ったため、車内でトランクを開ける操作をしていた際に車がゆっくりと動き出し、慌てた横山容疑者がブレーキとアクセルを踏み間違えたとみられる。

事故は17日午後0時10分ごろに発生し、買い物に来ていた大阪狭山市の無職、岡田博行さん(87)が死亡。ほかに、横山容疑者の妻(90)と大阪狭山市の女性(77)が重傷を負った。