NY原油大幅続落、78ドル台 約1カ月ぶり安値

米ニューヨーク証券取引所(AP)
米ニューヨーク証券取引所(AP)

17日のニューヨーク原油先物相場は大幅続落し、指標の米国産標準油種(WTI)の12月渡しが、前日比2・40ドル安の1バレル=78・36ドルで取引を終えた。10月上旬以来、約1カ月ぶりの安値水準。

米国が戦略石油備蓄を放出するとの観測から、売り注文が膨らんだ。国際エネルギー機関(IEA)が16日に、産油量の増加で原油価格の上昇が一服する可能性があるとの見通しを示したことも売りを誘った。(共同)

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