米、ガソリン高騰で調査 大統領、FTCに指示

バイデン米大統領=17日、デトロイト(ロイター)
バイデン米大統領=17日、デトロイト(ロイター)

バイデン米大統領は17日、米連邦取引委員会(FTC)のカーン委員長に対し、ガソリン価格高騰の背景に石油企業などの不正行為がないかどうかを調査するよう指示する書簡を送った。「反競争的または違法の可能性がある行為により、勤勉な労働者がガソリンにこれ以上支払うことを受け入れられない」と訴えた。

米国では物価が大きく上昇し、中でもガソリン価格の高騰が目立っている。消費者の物価高への不満は政権支持率低下の要因になっているとされ、書簡には物価上昇への批判の矛先を企業へそらす狙いもありそうだ。バイデン氏は書簡で、石油・ガス企業のコストが下がっているにもかかわらず、ガソリン価格が高止まりしていると指摘。「石油・ガス企業による消費者利益に反する行為の証拠が増えている」と批判した。(共同)