米アップルは17日、iPhone(アイフォーン)の一部機種の修理用部品を、来年早期から個人に販売すると発表した。まずは米国で始め、他国にも広げる予定。
自分で修理する技術を持っている人の購入を想定しており、アイフォーン12と13の画面や電池、カメラの部品など計200種類超を買えるようにする。修理のためのマニュアルも提供する。パソコン「マック」の部品も追加する計画だ。
アップルは部品販売が知識と経験を持つ技術者向けになるとし、「大多数の顧客は修理する場合、専門業者に行くことが最も安全で確実な方法だ」と説明している。
アイフォーンをめぐっては、部品提供が限られていることから米国などで「修理する権利」を求める動きが出ていた。(共同)