和歌山県白浜町の人気レジャー施設「アドベンチャーワールド(AW)」で生まれた雌のジャイアントパンダ、楓浜(ふうひん)が1歳となる22日、AWは来園者に楓浜の写真入りのクリアファイル2千枚と成長の過程を紹介した冊子2千冊をプレゼントする。
楓浜はAWで生まれた17頭目のパンダ。過去の出産では、パンダを飼育する中国の「成都ジャイアントパンダ繁育研究基地」のスタッフが応援に来ていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で来日できず、日本人スタッフのみで対応した。
クリアファイルと冊子表紙は、パンダが暮らすブリーディングセンターの屋外運動場で遊んでいる楓浜の写真を掲載。午前10時の開園から11時までエントランスドームで配布され、なくなり次第終了。一人あたり冊子1冊、ファイル1枚をセットで配る。
一方、開園前の午前9時からは、楓浜に、おもちゃとしてスタッフがつくった積み木のほか、名前の1字をとった「楓」の形をした氷、年齢を表す「1」の氷をプレゼントする。
また午後6時からはオンライン誕生会として、母親の良浜(らうひん)=21歳=と過ごす様子を配信。スタッフが誕生の様子や成長を振り返り、楓浜に雪だるまが贈られる。こちらは有料で、特設サイトから申し込む。