静岡駅前百貨店に水族館 松坂屋静岡店が来春新装へ

来春にリニューアルオープンするJR静岡駅前の松坂屋静岡店=17日、静岡市葵区(岡田浩明撮影)
来春にリニューアルオープンするJR静岡駅前の松坂屋静岡店=17日、静岡市葵区(岡田浩明撮影)

松坂屋静岡店(静岡市葵区)は17日、水族館を誘致するなど25年ぶりに全館改装に乗り出し、開店90周年の節目となる来年春に新装オープンすると発表した。本館7階に開設する水族館の展示内容や規模は調整中だが、「百貨店併設」は珍しく、エンターテインメント性の高い体験型の「コト消費」を通じてJR静岡駅前のにぎわい創出を狙う。

総売り場面積(約2万5千平方メートル)の55%が改装対象で、総事業費17億円を投じて来年春と3年後の令和6年の2回に分けて新装する。水族館開設のほか、ターゲットの性別やアイテムでフロアを分け、本館と北館に点在していた店舗構成も来店客のライフスタイルなどに合わせて見直す。

松坂屋静岡店のリニューアルオープンを発表する落合功男店長=17日、静岡市葵区の同店(岡田浩明撮影)
松坂屋静岡店のリニューアルオープンを発表する落合功男店長=17日、静岡市葵区の同店(岡田浩明撮影)

松坂屋静岡店の落合功男店長は記者会見で、「モノを売るだけの施設はお客さまの支持を失い、淘汰(とうた)される」と指摘。生き残り策として水族館開設などを念頭に「心躍る体験や滞在の楽しみなど、さまざまな来店動機を生み出したい」と強調する。