重量挙げ、三宅宏実「無我夢中になれた」現役生活に幕

現役引退の記者会見を行う重量挙げ女子の三宅宏実=18日午後、東京都新宿区(撮影・田村亮介)
現役引退の記者会見を行う重量挙げ女子の三宅宏実=18日午後、東京都新宿区(撮影・田村亮介)

夏季五輪で日本女子最多に並ぶ5大会連続出場を果たした重量挙げの三宅宏実(36)が18日、東京都内で現役引退会見に臨み「21年間、大好きな競技を続けられたのはすごく幸せだった。無我夢中になれた」としみじみと語った。所属先のいちごで指導者となる。

2012年ロンドン大会で銀、16年リオデジャネイロ大会で銅のメダルを獲得したが、東京大会は記録なしに終わり、引退表明。「今出せる自分の限界だと納得した」という。

1968年メキシコ五輪銅メダルで日本協会会長の父、義行さんと歩んできた。重量挙げをやると決めた中学3年のときに「五輪でメダル獲得」「途中で諦めず絶対に投げ出さない」との約束をかわし、2つとも守った。「指導に感謝の気持ちでいっぱい」と父に思いを伝え、義行さんは「21年間、あっという間だった」と振り返った。