17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比211・17ドル安の3万5931・05ドルで取引を終えた。米国でのインフレ加速への懸念が根強く、リスク回避のための売りが優勢となった。
高値警戒感による利益確定売りも目立った。クレジットカードのビザが、英国でのアマゾン・コムの支払いに利用できなくなると報じられたことを受けて大きく下落したのも相場を押し下げた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、52・29ポイント安の1万5921・57。
その他の個別銘柄では、金融のゴールドマン・サックスや医薬品のメルクの下落が目立った。ITのアップルは買われた。(共同)