富士フがHOYA子会社を買収 DX支援を中核化

富士フイルムビジネスイノベーション(旧富士ゼロックス)は18日、HOYAのIT子会社、HOYAデジタルソリューションズ(HDS)を買収すると発表した。HDS社の全株式を取得(金額は非公表)し、令和4年1月から富士フイルムデジタルソリューションズとして新たにスタートする。

この買収を機に、富士フイルムビジネスイノベーションはHDSが手がけてきた米マイクロソフト(MS)の基幹システムの販売と導入支援サービスに参入する。まずは自社に導入し、販売や生産、保守サービス、在庫、会計などの情報を一元化し、業務改革を加速させる。さらに、中小を含めた顧客企業のデジタル化の支援にも取り組む。

富士フイルムビジネスイノベーションでは来年、システムエンジニアの業務管理を皮切りに、その後は保守サービスやコールセンター、生産現場などでも順次、基幹システムを刷新していく計画。

同社の真茅久則社長はこの日のオンライン記者会見で「これまで当社で培ってきたAI(人工知能)技術や販売網を生かして、新事業を複合機に次ぐ中核事業に育てたい」と語った。(米沢文)