正論モーニング核のごみ文献調査、核抜き条例「包囲網」に悩む過疎の町2021/11/18 06:00白岩 賢太有料プラン記事コラム産経WEST正論モーニングみんなの反応北海道寿都町の海岸線にそびえる風車群。町のシンボルでもある=昨年11月(白岩賢太撮影)先の衆院選真っただ中、人口2800人の北海道の小さな町で、わが国のエネルギー問題の根幹にかかわる重要な選挙があった。原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のごみの最終処分をめぐり、町の民意が二分した寿都(すっつ)町長選である。同町では、処分地選定に関する町の応募を受け、昨年11月から原子力発電環境整備機構(NUMO)による「文献調査」が進められている。国の法律に基づく文献調査は、一連のプロセスの第一段階に当たり、地質データや研究論文などをもとに2年程度かけて行われる。反応