逮捕記事の番地表記、2審は適法と判断 静岡新聞が逆転勝訴

東京高裁が入る建物=東京都千代田区
東京高裁が入る建物=東京都千代田区

覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕された夫婦が、記事で地番入りの住所を書かれプライバシーを侵害されたとして、静岡新聞社に慰謝料など損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は18日、「違法なプライバシー侵害には当たらない」として適法と判断した。静岡新聞に賠償を命じた1審判決を取り消した。

判決によると、記事は平成30年7月の朝刊に掲載。逮捕容疑や氏名、職業、地番を含む住所などが書かれた。

1審静岡地裁は今年5月、「地番まで掲載する必要性は高いとはいえず、プライバシーを違法に侵害した」として計66万円の支払いを命じ、静岡新聞側が控訴していた。