サイドブレーキかけず停車、操作ミスか 3人死傷事故

スーパーの側壁に突っ込んだ車を調べる大阪府警の捜査員=11月17日午後、大阪府大阪狭山市(須谷友郁撮影)
スーパーの側壁に突っ込んだ車を調べる大阪府警の捜査員=11月17日午後、大阪府大阪狭山市(須谷友郁撮影)

大阪府大阪狭山市のスーパー「コノミヤ狭山店」の壁に乗用車が突っ込んで3人が死傷した事故で、車を運転していた無職の横山孝容疑者(89)=自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で逮捕=が事故直前、サイドブレーキをかけずに停車していたことが18日、大阪府警黒山署への取材で分かった。横山容疑者はブレーキペダルを踏んでいたが車が急に動き出したため慌てて操作を誤ったとみられ、府警が詳しい事故の状況を調べている。

黒山署によると、横山容疑者は当時、買い物に来た妻を車で送り、スーパー近くの路上で停車中だった。妻が買い物から戻ってきたため、横山容疑者が車内でトランクを開ける操作をしていた際に車がゆっくりと動き出したという。

横山容疑者は「ブレーキの踏みが甘かったと思って慌てて踏み込んだらアクセルとブレーキを踏み間違えた」と説明。

同署はサイドブレーキとブレーキをいずれもかけずに停止した状態が続くと車が動き出す「クリープ現象」が起こった可能性が高いとみて調べを進めている。

事故は17日午後0時10分ごろに発生し、車は急発進を繰り返してスーパーの壁に衝突。近くにいた男女3人が巻き込まれ、同市の無職、岡田博行さん(87)が死亡した。残る女性2人は重傷とみられる。