衆院選で町職員に投票依頼 公選法違反で千葉・多古町長を逮捕

先月31日投開票の衆院選で、町長の地位を利用して、町職員に対し、特定候補者への投票を依頼したとして、千葉県警は18日、公職選挙法違反(公務員の地位利用)の疑いで、同県多古町の町長、所一重(ところ・かずしげ)容疑者(56)=同町多古=を逮捕した。認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は、衆院選の投開票日である10月31日、多古町長としての地位を利用して、香取郡内または県内某所において、同選挙の選挙権を有する同町職員に対し、特定候補者への投票を依頼し、選挙当日に地位を利用して選挙運動をしたとしている。

県警捜査2課によると、所容疑者は特定候補者の支援者だったといい、複数の職員に対し投票を依頼したとみられる。投票を依頼した町職員に対し、周囲への働きかけも依頼した可能性があるという。同課は金銭のやり取りの有無なども含め捜査を進めている。