中村哲さんの功績振り返る追悼写真展 京都・八幡市

アフガニスタンで人道支援を続けた中村哲医師=PMS(平和医療団・日本)提供
アフガニスタンで人道支援を続けた中村哲医師=PMS(平和医療団・日本)提供

アフガニスタンで活動中の令和元年12月に銃撃され、73歳で亡くなった中村哲医師の追悼写真展が18日、京都府八幡市文化センターで始まる。21日までの期間中に、現地で医療活動や用水路の整備などの人道支援に尽力した中村さんの姿を収めた約90点が展示される。

中村さんは昭和59(1984)年にパキスタンの病院に赴任後、アフガンの医者がいない地区に診療所を開設。当初は医師としての活動が中心だったが、平成12(2000)年にアフガンを襲った干魃(かんばつ)を目の当たりにし、「100の診療所より1本の用水路を」と水源確保のために井戸と用水路の整備に尽力してきた。

写真展では、現地住民と協力して用水路を整備する様子や診療所での仕事風景などを収めた写真を通して、中村さんの活動を振り返ることができる。

写真展は中村さんの地元である福岡や愛知など全国各地で開催され、今回は八幡市民の有志らが企画し、開催に至った。午前10時~午後6時で入場無料。(鈴木文也)