「感染落ち着き、平和に」 自衛隊大規模接種大阪センター終了へ

自衛隊大阪大規模接種センターで接種を受ける女性=11月17日午後、大阪市(代表撮影)
自衛隊大阪大規模接種センターで接種を受ける女性=11月17日午後、大阪市(代表撮影)

自衛隊が東京と大阪で5月に設置した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターが11月30日で運営を終了する。大阪府立国際会議場(大阪市北区)に設置された大阪センター長を務めた小池啓司(ひろし)1等陸佐が17日、報道陣の取材に応じ、「感染の波が落ち着き、大規模接種が必要とされなくなるというのは、平和になったということ」と語った。

自衛隊の大規模接種センターは5月24日に開設。接種人数の累計は東京約131万人、大阪で約64万人(14日時点)に上った。

自衛隊の医官や看護官らに加え、民間の看護師も協力する異例の任務。「ともに・安全・安心・ありがとう」と合言葉を記したバッジを付け〝ワンチーム〟という意識で臨んだといい、小池センター長は「大きな混乱もなく多くの方に接種を受けていただけた」と胸を張った。

地元で接種が受けられず遠方から訪れた市民の安堵(あんど)した様子や、感謝の手紙や言葉が寄せられたことにも触れ、「自衛隊の運営で安心した、との言葉にわれわれもやりがいを持てた」と振り返った。