サッカーW杯予選、日本3連勝で2位浮上 後半勝負の采配 伊東決勝ゴール

16日(日本時間17日未明)に行われたサッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選B組第6戦で、日本はマスカットでオマーンを1―0で破った。

借りを返した。日本は9月2日の最終予選初戦で敗れたオマーンを敵地で破った。3連勝で自動的にW杯出場権を得られる2位に浮上。主将の吉田は「雰囲気も環境も難しい中で、我慢して最後の1点を取った。大きな大きな勝ち点3」と勝利をかみしめた。

前半はゴールの気配がなかった。慎重な森保監督が早めの勝負に出た。後半開始から「サイド攻撃に厚みを持たせられるように」と左サイドに突破力がある三笘を投入。同17分には後方からの展開が巧みな中山を4バックの左に置いた。同36分に中山、三笘の連係で相手を崩し、伊東の2戦連続決勝ゴールを生んだ。

前半は攻撃が手詰まりだった。オマーンは人数をかけてゴール前を固めた。これまで好機を作り、ゴールを奪ってきた伊東は右サイドで徹底マークされると攻め手を失った。左からの突破は数えるほど。中盤から前線の選手を追い越して相手ゴールに迫る動きもなかった。伊東は「対策される中でもこじ開けたかった。前半からチャンスを作らないと」と猛省した。

過酷な敵地で2連勝し2021年を締めくくった。W杯出場へ前進し、「本大会でどう勝ち上がるか、自分たちの形を作らなければいけない。もう少し意識していかないと」と吉田。未来をみつめる余裕も生まれてきている。残り4戦。1つの敗戦でW杯がかすむ状況は年明けも続く。7大会連続の舞台へ、アジアで勝利を積み重ねる。(川峯千尋)