自民、憲法改正推進本部を「実現本部」に改組へ

自由民主党本部=東京都千代田区永田町
自由民主党本部=東京都千代田区永田町

自民党は17日、総裁直轄機関として設置している憲法改正推進本部を「憲法改正実現本部」に改組する方向で調整に入った。党関係者が明らかにした。「実現」という踏み込んだ表現に改めることで、早期の憲法改正に意欲をみせる岸田文雄首相(党総裁)の意気込みを示す狙いがある。

首相は10日の記者会見で、先の衆院選で改憲を公約に掲げて勝利したことを踏まえ、「より憲法改正にしっかりと取り組んでいかないといけないという声が党内にも高まっている」と指摘。改憲をめぐる党内の態勢について「従来の組織も大事だが、国会の議論としっかり連動し、国民との対話も重視する形で、拡充できないかという議論を行っている」と語っていた。

首相は、総裁任期中の憲法改正の実現を目指す意向を示している。改組した実現本部では国民との対話集会なども重ね、改憲に向けた国民的な機運を醸成したい考えだ。